釈迦の霊泉

写真は釈迦の霊泉。
上越線上牧駅の東3.5km、高檜山と板沢川に囲まれた利根川の支流奈女沢川の渓間に沸く温泉。写真右の車両に奈女沢温泉の文字が見えるようにかつては奈女沢温泉といった。1970年版「全国温泉の旅」には400年の歴史をもつといわれる地方的湯治場と記載されているが、「日本鉱泉誌」にその記載は見られない。また、「全国温泉の旅」には、「禿頭に効く」というキャッチフレーズで近年(1970年頃)有名になったと書かれているが、1967年初版発行の「全国温泉案内1300湯」には、ラジウムの含有量が多く、釈迦の霊泉と呼ばれていると書かれている。1988年発行の「諸国いで湯案内」関東編には5ページにわたって記載され、この本の著者美坂哲男さんにとって思い入れの強い温泉だということがわかる。入湯日は1976年11月、旅館の名称は月光館とある。「全国温泉の旅」にも月光館の記載がある。美坂氏はこの本の中で、この温泉のことを次のように書かれている。
「宿のおかみ今井貴美子さんは誠実によく世話をする心温かい人。20年ほど前にお釈迦様のお告げを請けてこの温泉宿を開いたという。その徳を称えて建立した仏舎利塔は立派。・・・甥が大学時代おかみさんと同級であったそうでびっくりした。」
2000年初版の「奇跡の温泉」には、末期がんが消えた驚くべき霊泉とあり、生命の水研究所の松下氏はその本の中でクラスター値が小さく血液を浄化する効果があるのだろうと言っている。NHKやTBSの番組でも紹介されたことがあったが、周辺の斜面崩壊で危険だったため、閉鎖されていた。昨年(2018)から営業を再開した。難病に効果ありということで、数多くの湯治客が訪れ、その感謝の手紙が風呂場手前の部屋(食堂?)のテーブルに並べられている。

温泉権や温泉集落にスポットをあてたwebが少ないように感じたので、以前作ったweb(日経ネットナビ2001BESTBOOKMARK掲載)を再度作り直してみた。
CSSに始まって、ドメイン取得、レンタルサーバー確保と勉強の連続でやっとこぎつけたので、未熟な面が多々あり、また未完成の部分もあるので、これから追々作っていきたいと思っている。
また、40年前の調査(温泉狂が現地の人々から実際に聞き取り調査を試みた)の内容をもとにして、温泉権や温泉集落にスポットを当てることにしたため、できるだけ正確に記述はしたつもりだが、現在の史実と異なることや、稚拙な文章が見当たるかもしれない。ご容赦願いたい。
併せて自分自信の秘湯探訪の記録、所有資料、リンクをメモも兼ねてまとめてみた

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